スロー「モビリティ」ライフ 
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多いよ

2013年6月12日 11:06 AM

圧巻の自転車量

京都は「大学のまち」でもあります。
昔とは違い、大学が市民向けの講座や展覧会などのイベントを開催します。

京都大学でみた風景です。
京大駐輪場
ずっと奥まで自転車が駐めてあります。とにかく、自転車の量が多い!
これで、工学部が桂坂に移転しているので、まだまし?
これぐらいの規模の「自転車置き場」がキャンパス内に点在します。

京大自転車ラック1
校舎の横には隙間無く、「自転車ラック」があります。

京大駐輪ラック2
コンクリート製の「自転車ラック」
いろいろありますねぇ。

自転車は環境にやさしく、健康にも良い乗り物です。
しかし、このすざましい「量」をみてしまうと、若干引きます(苦笑)
これだけの自転車が、京大目指して集まってくるわけです。
キャンパス内には、自転車の無秩序な駐輪を回避するために、
大きな面積を「駐輪場」に割き、キャンパス内の整理を行えます。

問題は、学校までの道中です。
これだけの自転車が始業前に一斉に集中して集まってくる訳です・・・。
「マナーが悪いと」言ってしまうのは簡単なこと。
これだけの「量」を目の当たりにして、
マナーの向上と言っても容易ではありません。

反面、様々な地方から集まってくる京大生。
おそらく、自転車が移動手段のメインになるとは思っていなかった
学生もいることでしょう。京都での学生生活がきっかけで、自転車
の利便性や有効性に気付き、「クルマ」より「自転車」を選択する
ライフスタイルが身につけば、それはとても素敵なことです。

自転車での移動が容易なこと自体は悪くないことです。
それだけ、まちがコンパクトで、日常の目的が達成しやすい証拠です。

それだけに、「自転車を使う」というメニューを生活に採り入れるなら、
マナーも同時にお願いしますね。

執筆者 
Slow "Mobility" Life Project 代表 大國正明


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