スロー「モビリティ」ライフ 
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自転車置き場

2015年4月26日 1:16 PM

京都のまちは、徒歩や自転車で行ける範囲の中に、
魅力に溢れ個性的なお店が、老舗、新店を問わず散在しています。
それだけコンパクトな都市形成がされているまちであると言えます。

京都市の調査によれば、放置自転車の撤去強化により、
毎年、放置自転車の数は減ってきているものの、
市民アンケートの結果は「あまり減っているように思えない」
という回答が多数を占めます。

いわゆる「個店」の多い京都では、そのお店専用の「自転車置き場」が
必ずしもあるわけではなく、店舗前に駐輪したり、お店の周辺に駐輪されている
光景をよく見ます。

自分の店に専用の駐輪場、もしくは駐輪設備を設置している店舗の方々は、
多くの場合、お店周辺からの苦情等に対応するため、
駐輪スペースのために設備投資されていると言うのが実情で、
「どうぞ自転車でお越し下さい」と言う訳ではないようです。

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京都の個人店にとって、自転車で来店されるお客様が多いことは、
「自転車で気軽に来店していただける、親しみのあるお店」であると同時に、
取りこぼしをしたくない客層でもあります。

ただ、そのために、駐輪がご近所に迷惑をかけたり、往来の障害になることは
望ましいとは考えられていないので、「駐輪」のために、店舗敷地を割いたり、
駐輪場のスペースを別に借りたりという場合もあるようです。

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駅周辺や中心市街地における、公営・民営の「駐輪場」の整備は重要ではありますが、

京都と言う「まち」のライフスタイルを考えたとき、
京都の「まち」を構成する重要な要素の一つである、
「個店」が「自転車置き場」や、「駐輪設備」に投資する場合に、
補助金等を交付するというのは難しいことなのでしょうか?

何かうまいロジックを組んで、制度化できるような気がするのですが。


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